
◆第一朗読 申命記 申命記8.2-3,14-16
◆第二朗読 使徒パウロのコリントの教会への手紙 1コリント10.16-17
◆福音朗読 ヨハネによる福音 ヨハネ6.51-58
◆ジョニー神父様のお説教
今日は9人のこどもたちが初聖体を受けます。これから子供たちに向かって話をしますが、ミサが終わってからも今日のことを親、代父母、信徒みなさまからも子供たちに何度でも聞かせてあげてほしいと思います。教会学校のリーダーたちはここまでやってきてくれてお疲れ様です。しかし、いつも言いますが、子供たちにとって十分な量の勉強ではないと思います。こどもたちは今日が卒業というのではなくて、これからが本番というつもりでいてほしいです。
すでに初聖体をいただいておられる信徒のみなさんは、自分たちの初聖体を思い出してください。どんな初聖体だったでしょうか。私は、1986年6月8日アフリカのコンゴ人民共和国で初聖体を受けました。明日でちょうど40年を迎えることになります。妹と一緒に、他にも100人の子供がいました。初聖体を受けることは大きな喜びでした。日曜日のミサでしたがそれよりも前の金曜日の夜から教会に泊まってみんなで祈り、歌い、踊り喜びを分かち合いながら初聖体を迎え、その日には多くの未信者の方々も参加してくれました。みんなから、町中のどこでも祝福されて町全体がお祝いムードに包まれていました。大きな大きな喜びの日でした。日本ではこのような喜びの表し方をしない、文化の違いがあることは理解しますが、どうしてもよろこびよりも苦しそうに見えてしまうのです。子供たち喜んでいるでしょうか。(子供たち一同笑顔)
イエスは、パンをわたしの肉、ぶどう酒をわたしの血と呼んでいる。肉と血ときいてこわいですか?
安心してください。こわいことではないです。イエスは人間なのですが、神の子なのです。初聖体は秘跡です。秘跡というのはしるし。いるしというのは神様のはたらきを目に見える形でうつすものです。イエスの体をうつすもの、それがご聖体です。(おおきな風月堂のゴーフルほどの大きさのパンを手にもって子供たちに示しながら)このパンをキリストの御からだと呼んでいる。(ミサ用ぶどう酒の入ったボトルを手にもって示しながら)これをキリストのおん血と呼んでいます。このパンは今この状態ではただのパンです。食べたい人は誰でも食べることができます。ところがミサの中でこのパンがこどもたちによって奉納され、司祭が祭壇の上でパンを聖霊をよんで祝別すると意味と中身が変わるのです。不思議です。神秘的に、パンとぶどう酒が御からだとおん血に変わります。口に入れても人間肉の味がすることはないですが、このパンがキリストの御からだに変わるのです。秘跡、しるしです。こどもたちはこわがらずにミサに与って、ご聖体を受けてください。イエスは私たちの体に入ってきたら私たちを変えます。いい人になるように、いい仲間になるようにはたらきかけてくださいます。
ご聖体の大きさは問題ではありません。大切なことはその中身です。この中にイエスがいると信じてください。信仰をもっていただいてください。
ご聖体のいただき方には二通りあります。口で直接受けるやり方と、手で受けて口に入れるやり方です。ご聖体はたとえかけらになっても意味と中身は変わらず、イエスはその中におられます。だからミサの最中にご聖体が足りなくなることがあった場合には、ご聖体を割ってたくさんの人にいきわたるようにすることもできます。もしも手にかけらになったご聖体が残ったときは、それはイエスの体ですから払い落とさずにきれいに舌でなめていただいてください。
子どもたちはイエスの体をいただくときには、神様と関係ない話をしてはいけません。イエスを自分の中に迎えるのですから、姿勢を正していただきましょう。わからないことは遠慮なく神父に聞いてください。お父さんやお母さん、代父母にきいてもいいですよ。
大人たちは、再出発しましょう。イエスに合わせて、イエスとひとつになりましょう。聖体は一致の秘跡です。同じ場所でミサに与り同じ話を聞いているのに心がバラバラなんてことがないように、そうならないように祈りながら、自分たちがもっともっと成長することができるように願いながら、祈り続けましょう。

◆初聖体の秘跡
9人のこどもたち(小学3年生から6年生の男の子6人と女の子3人)が初聖体を受けました。朗読と共同祈願は子供たちが一人一役奉仕しました。
<ご聖体をいただく前の祈り>
イエス様、私たちに命のパンをお与えください。イエス様を私たちの心の糧としてお与えください。イエス様、あなたの命は、死んでも生きる命です。その永遠の命を、私たちにお与えください。イエス様、私たちの心にきてください。そして、私たちの心を清め、悪に負けない強い子供としてください。イエス様、いつも私たちと共にいてください。あーめん。
<ご聖体拝領の後の祈り>
神様、私たちに一番大切なイエス様をお与えくださり、ありがとうございます。私たちも、自分たちの一番大切なもの、心の愛をあなたにおささげします。
イエス様どうぞ私たちの心をきれいにしてください。よくないことをしてしまった私たちを、どうぞお赦しください。
イエス様、いつも私たちと共にいて、私たちの友達でいてください。お父さん、お母さん、家族みんな、そして教会の人たちを祝福してください。
また世界中で困っている人、苦しんでいる人を助けてください。イエス様、私たちの祈りを聞き入れてください。アーメン。
〇子どもたちから感謝の歌 オルガン:中学生女子
聖歌「わたしのむね」
わたしのむねに、きて頂戴な いつもなつかし イエズスさま
しろいホスチア イエズス様 なつかしうれし いただきます♪
〇侍者はエルベ神学生とベテラン侍者2名に加え中学生男子と中学生女子による奉仕でした。
〇ミサ後、ピロティでカレーパーティが開かれ、みんなでお祝いしました。教会からはこどもたち一人一人にロザリオと壁掛け十字架のプレゼントが贈られました。スマイルちゃんも今日初聖体を受け、「初聖体はうれしかった。でも、これで終わりではなくてこれからだよと神父様に言われて、えー!って思った」と笑顔で感想を話してくれました。
◆感想
さて、自分の初聖体を思い出してと言われて浮かんできたのは初聖体のろうそくでした。今日のこどもたちも神父様から手渡され、炎を見つめていました。きっとこんなふうに受け取ったのかなと想像しながら初聖体の秘跡を再体験できました。折に触れ、機会をつかまえながら、教会共同体の一員としてこのこどもたちに今日の日のことを語り続けたいと思いました。
今日は朝から雨が降り始め、パーティ中も降り続きました。夕方に雨が上がり、虹が出ました。神様がしるしを通して私たちに励ましを送ってくださっている気がしました。

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