
◆第一朗読 エレミヤの預言 エレミヤ20.7-9
◆第二朗読 使徒パウロのローマの教会への手紙 ローマ12.1-2
◆第三朗読 マタイによる福音 マタイ16.21-27
◆ジョニー神父様のお説教
今日も皆様はどんなメッセージをもって帰られるでしょうか。第一朗読ではエレミヤの預言が読まれました。「聖書と典礼」の下の段には解説が書いてあり、解説を読むと理解しやすいでしょう。エレミヤは、神の言葉を告げたために迫害を受けたと書かれています。迫害は誰から受けたのでしょうか。エレミヤは、自分が派遣された先の人々から迫害を受けたのです。エレミヤは神の名によって話すことがもうこれ以上できないと思って、もう語るのをやめようとします。しかし神の名によってかたろうとする骨の髄からの願いはどうしても抑えることができなくて宣教を続けたのです。
皆さまは、この話を皆様は昔話として聞いているかもしれません。しかし、これは昔話として聞くのではなくて、あることを教えようとしているということに注意していただきたいです。つまり、昔話ではなく、今の現代の私たちの時代においても同じことが起きているということです。今の時代において「預言者」という役割を担っているのは、教皇様、司教様たち、司祭たちです。そればかりでなく、教会の仕事に携わっている人々や、教会に来てミサに奉仕する人々、共同体の一員も預言者の役割を担っている人と言えるでしょう。エレミヤは自分が派遣された人たちのほうから迫害されましたが、私たちの教会でも教会のために奉仕している人を悪く言ったり批判ばかりしていることはないでしょうか。もしも悪口をいうなら、私たちが彼らを迫害していると言えます。教会の評議員の任期は2年で、新しい人に交代することになっていますが、毎回困ったことに信徒代表を引き受けてくれる人がいません。お願いしても、健康上の理由で断られたり、嘘をついてまで辞退する人がいます。なぜ彼らは噓をついてまでその役割を引き受けたくないのでしょうか。理由はその役割を引き受けたら皆様から悪口を言われるから、批判ばかりされるからでしょう。そんなふうに迫害されたくないのでみんな逃げてしまうのです。私たちは回心する必要があります。
第二朗読では二つのアドバイスが書かれています。まず一つ目、「自分の体を神に喜ばれる聖なるいけにえとして献げなさい。」二つ目は、「あなたがたはこの世に倣ってはなりません」つまり、信者である私たちは信者として、信者らしく生きるようにと言われています。世俗的な考えを捨てて、自分自身を清くして、神様に喜ばれる人生を生きるように招かれています。神様は私たちに「あなた方は世の光」と言われました。私たちがそのことをあかしする生き方ができますように。
福音朗読では、イエスがご自分が苦しみを受けて殺されることになると打ち消られたのに対して、ペテロが納得しないという場面です。人間は苦しいことをなかなか納得することが難しいですし、納得したくないと思うのが普通です。ペテロもイエスの苦しみを納得したくないのです。それを理解するためには、先週の福音にヒントがあります。イエスから「私は何者か」と尋ねられたペテロが、「あなたはメシア。生きる神です。」と答えています。ペテロにとってイエスは自分の国をローマの支配から救ってくれる強い力ある神と思っていたことでしょう。ペテロは人間のやり方で神を理解しようとしていました。
十字架は神さまの人間の救いへの計画です。信者になるのが大事ではない。信者になってイエスの弟子になること、十字架を背負うということが大事なのです。十字架を背負うということは、私たちが引き受けるべき犠牲や困難を自分が背負うということです。具体的な例でいうと、許したくないにもかかわらず人を許すこと、自分の利益よりも人のために物事をおこなうこと、周りの人に理解されなくても神様のために犠牲を払うこと。ある人にとっては今日の国際ミサも十字架となりうるかもしれません。皆さまも日本という国を出て、よその国へ出てみれば外国で暮らすことの困難を理解されるでしょう。日本語は難しいので日本語のミサに与ることが難しい場合もあります。また反対に国際ミサでは3か国語で進行するので時間がかかります。そのことを我慢しにくい人にとっては、この国際ミサに与ることが十字架となるかもしれません。今日頑張って引き受けるといい十字架はこのミサかもしれません。

◆トピックス
今日はミサの中で侍者をしていた男子中学生が祭壇前に招かれ、フロアにいたスマイルちゃん(小学生)といっしょに8月生まれの代表としてハッピーバースデイを神父様から歌ってもらい、祝福を受けました。歌は日本語、英語、フランス語、リンガラ語と何と4か国語で歌われ、神父様の子どもたちへのやさしさと熱い思いが感じられました。
今日は第五日曜日なので、国際ミサとなり、聖書朗読はベトナム語、英語、説教もベトナム語、英語で読まれました。

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