
◆第一朗読 イザヤの預言 イザヤ58.7-10
◆第二朗読 使徒パウロのコリントの教会への手紙 コリント2.1-5
◆第三朗読 マタイによる福音 マタイ5.13-16
◆ギャリー神父様のお説教
イエスは弟子たちに向かって、あなたがたは地の塩である。と語られたが、これは「あなたがたは地の塩になりなさい」と言われなかったことに注目してほしい。つまり、私たちは人間である、人間一人一人の存在それ自体がすでに「地の塩」だということを言われているのです。
「あなたがたは世の光である」といわれた。光といえば、ギャリー神父は故郷フィリッピンのクリスマスを思い出す。クリスマスツリーに灯される灯りの一つ一つが光り輝いていて、とてもきれいだった。その灯りの色も明るさも一つ一つ違う。青色で強く光る灯りやオレンジ色でやさしく光る灯りなど。
大切なことは、みんなクリスマスツリーを飾るひかり輝く灯りであること。その色や明るさが違っていても、みんな同じ灯りです。大切な灯りだから、自分も一生懸命光る。そして、となりの灯りの光も大切にして調和しながら大きなきれいな光の輪になり、その輪が広がる。人間もこのあかりと同じです。私たちはみんな神様によって作られた人間です。一人一人の才能や個性は違っていても、みんな同じ人間です。自分なりの輝きを大切にして、そしてとなりの人の輝きも大切にして、一緒に輝く、その輪が広がる。
神様が作られた人間である私たちは、自分たちを大事にして、となりの人のことも大事にして、互いに認め合うように招かれています。
◆感想
あなたがたは地の塩 世の光である。とはよく聞く聖句。今日この言葉を聞くと、人間が人間らしさを失ってはいけないという意味に聞こえてくる。ギャリー神父様に倣って、わたしもクリスマスツリーの灯りを思い出してみた。現代のLEDのシャープな輝きではなく、当時はナツメ球の温かみのあるおもちゃのような輝きでした。当時、その光を眺めるとクリスマスの特別なわくわくした気持ちになったことを思い出します。
あなたがたは世の光であると言われてみて、あの灯りに自分を重ねてみたらなんだか懐かしさとうれしさがあふれてくる気がしました。自分を大切に、そして身の回りにいる人たちを大切に、その大切の輪を広げていけば世界は一つになる。いみじくも今日は衆議院選挙の投開票日。結果にくらーくなってしまいがちな私に今一番の薬は、「あなたは地の塩、世の光であり、あの人も同じである。互いに尊重しあおう」という神様からの励ましだったりする。

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